公立病院の平均年収

公立病院とは、地方公共団体が運営する医療機関で、私立病院や町立病院などがそれに含まれ、全国で約4500の病院や診療所があります。公立病院で働く看護師は、地方公務員に属し、給与も地方自治体の規定に基づくため、都道府県により差がありますが、その差はさほど大きくなく、賃金の全国平均は18万円ほどで、私立の病院の看護師の給料と比べても高い方ではありません。しかし、公立病院の賃金には、地域格差をなくすための諸手当が存在することが大きな特徴です。

地域格差をなくすための諸手当とは、例えば、公立病院の給料が全国的に差がないことは先にも述べましたが、同じ20万の収入では、寒い地方に住む人は暖房費がかさみ生活を圧迫しますし、物価の高い首都圏に住む人は、住居費や食費が他の地域よりかかります。このような地域による物価や生活費の差を「寒冷地手当」や「地域手当」により是正し、日本のどこにいても同じ水準の生活ができる給与にすることを目的としています。

公立病院で働く一年目の看護師の年収は約420万円という統計があり、新人看護師の平均年収をやや上回ります。公立病院は経営が悪化しても、公費で補うことができるため、給与は安定しているのが強みでしたが、近年、深刻な財政難や勤務医の人材確保の問題から、合理化が図られ、規模の縮小や民間への譲渡が進められており、全国の公立病院の数は減少しています。

しかしながら、公立病院は地域に根ざした医療機関であることから、地域住民の信頼も厚く、働く看護師にとっても、地域医療に貢献でき、安定した収入としっかりとした福利厚生の公立病院は人気があります。特に、国立病院や大学附属病院のような大病院が少ない地方の看護師にとっては、個人病院か公立病院かの選択になる所もあり、教育制度もしっかりとした公立病院は、知識と技術をより深めたいという若い看護師さんにも人気の勤務先です。反対に、東京のように最新の医療や質の良い看護を行い、なおかつ給料のよい大病院が数多くある所では、公立病院の存在はやや薄いと言えるかもしれません。しかしながら、安定した職場である公立病院は全国的に根強い人気があります。

就職に関しては、地域差があり、人気が高い地域では、少ない求人に多くの応募者が集まり、売り手市場と言われる看護師でも、狭き門になっています。逆に看護師不足が深刻な公立病院では、採用対象年齢の上限を引き上げ、門扉を広くしています。このように、公立病院の看護師は、地域差が大きいため、病院ひとつひとつに対する正確な情報が欠かせません。

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