認定看護師の年収相場

認定看護師は看護師の上位資格、より高度な医療に従事できるスキル・知識を備えていることを証明するためのものです。そのためキャリアアップのために取得を目指す人も増えています。キャリアアップに役立つとなれば当然年収アップも期待できると考えるものですが、実際にはそう簡単にはいかない面もあるようです。

まず基本として知っておかなけばならないのはたいていの職場において認定看護師の資格は収入アップの材料にならないこと。この資格を取得したからといってすぐに昇給が実現するわけではないのです。この資格はあくまでより高度な看護ができるスキル・知識を備えていることを証明するものですが、それを実際の職場で発揮してはじめて昇給の道が開けるのです。

この点は日本看護協会による調査でもはっきりと傾向が見られます。認定看護師になったことで収入環境がどう変化したかという調査を行った結果、じつに54.8パーセントが「給料に変化が見られなかった」と応えているのです。認定看護師を年収アップの手段として考えていると当てが外れる、と見てよいのではないでしょうか。

ただ、認定看護師と一般の看護師との間の年収相場にまったく違いが見られないか、となるともちろんそのようなことはありません。まず資格手当が就くケースが考えられます。先ほどの調査では22.0パーセントが手当を受け取れるようになったことで年収アップが実現しています。さらに12.1パーセントが手当はつかないものの、基本給がアップしていますし、5.4パーセントに限られますが手当と基本給アップの両方が実現するケースも見られます。ですから、大雑把に計算になりますが、認定看護師の資格を取得することで20万〜30万円程度の年収相場のアップは期待できると見てもよいでしょう。

その程度ではわざわざ勉強して取得するほどのものではない、と考えるのは早計です。これらのデータはあくまで「資格を取得したことで」どれだけ年収がアップするかに対象が限られています。先ほども指摘したように、この資格で大事なのは取得のために身につけたスキル・知識を実践の場で役立てていくことができるかです。それが可能な環境で働くことができれば昇進の道が開け、その結果として昇給、年収アップがついてきます。ですから資格を取得した直後よりも3年後、5年後にジワジワと効果が現れるという言い方をしてもよいでしょう。

実際に認定看護師の数は年々増加の一途を遂げています。それだけ需要が多く、取得にメリットを感じる看護師が増えていることを意味しています。即効性ではなくキャリアの形成にどれだけ役立っていくかがこの資格のポイントとなるのでしょう。

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