オーストラリアで働く看護師の年収相場

看護師の年収相場は国の事情によって異なってきます。日本の看護師はヨーロッパ諸国やアメリカに比べると低い水準と言われていますが、オーストラリアとの比較でもやはり差が見られます。

オーストラリアで働く看護師の年収相場は500万〜700万円程度と言われています。日本の看護師の平均年収は約470万円と言われていますから、かなり高い水準といえます。しかも新卒から就職したばかりの段階で年収500万円を超えるケースも多いといいます。

このように純粋な金額で比較するとオーストラリアで働く看護師は日本に比べてかなり恵まれた環境にあると言えそうです。日本で看護師が年収700万円も稼ごうと思ったらよほどの大病院の婦長などのポストに就かなければ難しいでしょう。

ただし、だからといってオーストラリアの看護師の方が日本よりもよい、と判断するのは早計です。この点は日本国内の看護師の就業環境の比較においても同じことが言えますが、就業環境に見合う収入を得ているかどうかも踏まえたうえで比較することが必要なのです。日本でも高収入の職場は激務のところが多く、必ずしもよい環境とはいえないケースが少なくありません。オーストラリアでも同じような状況を抱えているといいます。

むしろこの点に関しては日本よりも厳しいとの意見もあります。就労時間が長く、思うように休日が取れない、連日のように残業続きといった環境での勤務を余儀なくされる職場が多いのです。加えて体力の負担も大きい重労働が求められることが多く、同じ職場で長く働き続けるのが難しいとも。

年収700万円という高い数字はこうした厳しい就業環境の裏返しともいえるわけです。なお、オーストラリアには日本のようなボーナスの習慣がないことも踏まえておく必要があります。それからもうひとつ、退職金の有無や福利厚生の充実の面でも日本に比べるとやや劣るといいます。つまり、若く経験が浅い段階ではオーストラリアの方が年収相場は恵まれていますが、キャリアを重ねた場合には退職金の金額も含めて日本が逆転するケースが出てくるということになります。

こうして見ると必ずしも年収相場だけで各国の看護師の事情を比較するわけにはいかないことがわかります。収入の面で日本の看護師があまり恵まれない環境にあるのは間違いないでしょうが、だからといって世界的に見て冷遇されていると判断するのは早計なのです。少子高齢化や看護師の不足は先進国に共通した問題となっており、収入面で恵まれているように見えるオーストラリアでもさまざまな問題を抱えているのです。

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